EQUIPMENT設備仕様
強い地盤と躯体を築く。
人に優しい室内環境を描く。
暮らしのステージであり大切な資産でもある“住まい”を末永く維持するために、
杭を支持層まで打ち込んだ強固な地盤をはじめ、十分な鉄筋量と良質なコンクリートで屈強な構造躯体を構築。
その一方で、遮音性や断熱性の向上、シックハウス対策など、人と暮らしへの“優しさ”のある居住性にもこだわりました。
エクセレントシティは、強さと優しさで永住の品質をお届けしています。
建物構造
イラスト概念図
建物を支える堅牢な杭構造
地盤調査に基づいて、N値50以上の強固な地盤を支持層とします。
イラスト概念図
耐震構造
建物自体の強度で地震の揺れに抵抗する耐震構造を採用。極めて稀に発生する大地震の際にも建物が倒壊・崩壊しない耐震強度を確保しています。
コンクリート中の水セメント比50%以下
本物件はコンクリート中の水の比率をセメントの50%以下に抑えた良質なコンクリートを使用(杭・外構・雑部除く)し、優れた耐久性を確保しました。
室内への柱の凹凸をなくした
アウトフレーム工法
メインとなるバルコニーに面した居室空間には、柱型の凹凸がないアウトフレーム工法を採用。デッドスペースが少なく家具の配置も容易となることで、室内が広々と使えます。※一部住戸除く
イラスト概念図
構造設計に基づく十分な鉄筋量
構造計算により鉄筋量を決めています。柱、梁は鉄筋直径最大約29㎜として、末永く安全にお住まいいただける強度を確保しています。
イラスト概念図
耐久性を高めるダブル配筋
外壁・戸境壁には、鉄筋の組み上げ精度を高め、耐久性及び乾燥収縮のひび割れを極力抑止するダブル配筋を採用しました。
※一部住戸除く(K-K’,N-O,P-Q,Q’-P’,R-S,T-U間は乾式耐火間仕切)
イラスト概念図
劣化対策等級3取得の構造躯体
(建物本体)
建物主要構造部のコンクリート設計基準強度を、1㎡あたり最大約3,000〜3,300トンの圧縮にも耐える高耐久コンクリートを採用。住宅性能評価における劣化対策等級3を取得しています。
イラスト概念図
耐久性を高めるコンクリートかぶり厚
鉄筋を包むコンクリートの厚さ(かぶり厚)を充分に確保し、内部鉄筋のさびを抑制。末永く優れた耐久性を維持します。
熱源機・空気環境・断熱仕様
省エネ効果が魅力の高効率TES熱源機「ecoジョーズ」
高効率熱源機エコジョーズを標準装備。今まで捨てられていた排気熱を、水を温めることに再利用し、熱効率を高めました。
イラスト概念図
Low-E複層ガラス
すべての居室窓には、高い遮熱・断熱性を備えたLow-E複層ガラスを採用。特殊金属膜により室内への紫外線を軽減しています。
イラスト概念図
外壁の断熱
建物の外側に面する壁・柱・梁の内側に、約55㎜以上の断熱材を吹き付けています。
小風量24時間換気システム
窓を開閉しなくても換気が可能。汚れた空気やニオイを排出し、各居室の給気口から外の新鮮な空気を取り込むことに加えて、湿気がこもりやすいトイレ・パウダールームには吸込口を設置しています。
給気レジスター
給気量の調整を可能とする給気レジスターを居室に設置しています。※一部を除く
シックハウス対策を考えたフォースター建材を使用
壁紙等は、日本工業規格(JIS)によって、ホルムアルデヒド等級の最上位規格として認定されたF☆☆☆☆(フォースター)規格を採用しています。健康に有害だとされるホルムアルデヒド放散を抑えた居住空間により、健やかで安心感の高い暮らしを実現します。
屋上・最下階の断熱
屋上に断熱材を敷くことで日射による最上階住戸の温度上昇を抑制。また、最下階住戸の床コンクリートの下に断熱材を施し冷え込みを抑制。
メンテナンスへの配慮
参考写真
ワックスフリーのフローリング
キズや日焼けに強いフローリングを採用。ワックスをかけなくても強さと美しさを保ちます。
イラスト概念図
メンテナンスを考えた二重床・二重天井設計
水廻りの給・排水管や電気配線などを専有部分の床コンクリートに打ち込まず、床下・天井内に入れ、下がり天井が少ない設計。遮音性に優れ、メンテナンス・更新やリフォームにも配慮した設計となっています。(竪管・床上配管等を除く)
音環境
T-2〜T-4等級の遮音サッシを採用
外部から進入する環境音に配慮し、約30dB(T-2等級)〜約40dB(T-4等級)軽減する遮音性能です。
イラスト概念図
排水管にも遮音対策を実施
外パイプスペース内の排水管を遮音シートで包み込むことで、気になる流水音を抑制。上階の方が水を流しても静かな室内環境を保ちます。
イラスト概念図
間仕切壁の対応
居室と洗面所が隣接する間取りレイアウトの間仕切壁は、壁の片面のプラスターボードを床仕上げから天井スラブまで貼りました。このことで、天井内からの音の伝わりも配慮しています。
イラスト概念図
戸境壁
隣り合う住戸間を区切る戸境壁の厚さは約180㎜を確保。住戸間の音の伝播を低減することでお隣同士の音の伝わりに配慮しつつ、画鋲などを刺すことも可能です。※一部戸境壁は乾式耐火遮音壁となります。
音の聞こえ方について
生活音には、話し声や音楽など空気を媒体として伝わる空気伝播音と、固体の中を振動で伝わり室内に音として放射される固体伝播音があります。日常生活の中での音は、この二つの音が混在して伝わります。一般的に空気伝播音は戸境壁の厚さやサッシの遮音性能などに左右され、固体伝播音の遮音には建物の床や壁などの厚さが関わります。音の聞こえ方は、同じレベルの音に対しても個人差があるため、ある人には気にならないレベルでも別の人にとっては不快な場合があります。人が生活する空間では、上階の歩行音が下階に聞こえたりすることがあります。集合住宅ではお互いが配慮し合い暮らす事が、建物の遮音性とともに重要です。 ※住宅の遮音性能は、反射・干渉・共鳴・共振といった音の現象やさらに施工の誤差といった不確定な要因に影響を受けます。そのため設計の段階で竣工時の遮音性能を正確に予測することが困難です。
※掲載写真はモデルルームを撮影(2023年8月)したものおよび当社施工例・メーカー参考写真です。家具・調度品等は販売価格に含まれません。一部の仕様はオプション(有償)となります。